音楽

ライブに参加。
ZAZEN BOYS『TOUR MATSURI SESSION』

セットリストは以下の通り
1.RIFF MAN
2.HIMITSU GIRL'S TOP SECRET
3.HARD LIQUOR
4.MABOROSHI IN MY BLOOD
5.IKASAMA LOVE
6.TANUKI
7.CHIE CHAN'S LANDSCAPE
8.TAKE OFF
9.BRAIN CONSTRUCTION
10.daruma
11.nabe&sada
12.YOU MAKE ME FEEL SO BAD
13.安眠棒
14.SEKARASIKA
15.yukata
16.city dreaming
17.I don't wanma be with you
18.COLD BEAT
19.FRIDAY NIGHT
20.KIMOCHI
○アンコール
21.amayadori
22.半透明少女関係TAKE2

仕事終わりの疲れた体を動かすために、池袋からビール三本を飲み会場へ到着。
そこそこいい酔い具合だったのだが、ロビーのモニターで放映されていた『MABOROSHI IN MY BLOOD』、
こいつに酔いが覚まされる。
『化け物がいる』、そんな言葉が口からこぼれてしまうような圧倒的な演奏でした。
とにかくテンションが高い、それもメンバーチェンジしてマツリセッションやツアーを重ねて音が固まった故なんでしょう。
去年後半の少々ばらつき気味なそれとは違っておりました。

既存の曲は最近あまりやってなかったもの、というよりもリズムが強い楽曲が多かったかな。
やはり新ベーシストとドラマーが物凄い強い音を出してるから、それを聴かせたいんだろうね。

そういえば新曲『yukata』。野音で聴いた時はビル街の中の林という景色に囲まれていたから、爽やかだと思っていたけども、今回改めて聴いたらすごく変な曲だった。
そりゃそうだろうな、だってザゼンの曲なんだから、爽やかっていうのはないよな。そういう誤解を与える野音、凄いね。

あっという間にアンコール。何やらアメリカのスタジオでレコーディングするとかしないとかという話があるらしい、てなことを向井氏が言われていた。
アメリカ上陸ですか、ザゼン。今のザゼンならばアメリカのライブハウスでも観客の心を掴むことができるでしょう。松下氏は柔道二段だし。

ラストチューンは『半透明少女関係』。まさかあのギターリフを捨てディスコ風なアレンジにするとはね〜『Crazy Days,Crazy Feeling』のライブアレンジみたいな賛否両論を巻き起こしそうな気がしないではないけども、今のバンドの音ならばむしろこっちの方がいいかも。

野音から数ヶ月して再び聴いた新生ザゼンはギターではなくベース・ドラムが主役の稀有なロックバンドになっておりました。
きっと売れることはないだろうけども、確実に音楽の歴史には残っていくんだろうバンドになっていっているてな感想を持ちました。

これとクレイジーケンバンドの対決ライブは楽しみです。
一体どうなるんだろう。今日のライブ見たら噛み合うかどうか心配。
でも、向井秀徳アコースティック&エレクトリックだと歌を聴かせてるし、金子マリに提供した『City』なんか胸しめつけられるようないいメロディだから、結構いけそうな気がする。
むしろ噛みあいまくって、それぞれのバンドが新しい方向性を見つけるんじゃないだろうか?そんな期待もしてみたり。