いざ

n_w_s2008-12-14

昨日、色々やらかしてしまったので、今日は気分転換のために相方さんに鎌倉へドライブへと連れて行ってもらう。

午前中の雨のせいか相当寒い鶴岡八幡宮は、そんなに人がいず、落ち着いた気持ちで参詣することができました。
それにしても神社仏閣内のあの独特な静寂感と大きなスケール感は、一体どこからくるものなんだろうか?日常感じることのないあの雰囲気、これが遠い過去から人々に、人を超えたものの存在を信じさせていたのだろうか?
でも、片隅におみくじの自販機を見つけて、何だか複雑な気分になってしまったり。
などと考えながら境内を回っていると、宮司や巫女さんが慌しく動き回っていた。恐らく初詣の準備なんだろう。さすが師も走るから師走。

その後、隣接する神奈川県近代美術館に入ってみる。特に美術に興味があるわけではないのだが、昨日の色々を忘れるために、普段やったことのないことをしてみようという意図で。
自己を表現するために魂込めて作られた作品群、美術の知識は全くない私の心も何か揺さぶられるものがありました。
動きを感じることのできる静物画や、ドキドキさせられる構図を持った絵画、モノを作り自己表現していくのはとても興味深いことでありますな。
見つからなかった自分の人生の方向性を、美術作品たちに教えられた気がしました。
自伝を書くことになった場合、ここがターニングポイントになるのかもしれない。人生を変えたのが美術館っていうのはかなりかっこいいですな。

日も暮れた夕方五時過ぎ、大仏を見る。
観光客向けにライトアップされた大仏もなかなかよし。てか、年季の入り方がテッカテカな東京大仏とは違いますな。さすが鎌倉。いざ鎌倉。

三箇所しか見学してないけども、人が鎌倉に魅了される気持ち、というのがなんとなくわかったような気がした、そんな一日でした。

そういや鎌倉小町で見かけたチャトラネコは、鎌倉小町のあきらニャんとしてかなり有名らしいのね。単なるデブネコだと思ってたけど。