年末感

n_w_s2008-12-31

普通の休日のような生活を送っております。
年末といえば新年を迎えるという一年の中で最もでかいイベントの直前、ということで何かしらの高揚感というものがあったのに、最近はそういうことを感じることもなく。年齢を重ね、感受性が減っていったということなのだろうか?
長く生きることによって様々な体験をすることによって得る知識・知恵は、それでしか得ることができないものなので非常に貴重だけども、それによってまた貴重な感受性を失くしてしまうのならば、歳を取ることとは非常につまらないことのように感じてしまう。
そんなことを言っていても歳は自然に重なっていくのだけども。

年末感は与えられるものではなく、自ら掴み取るものということだろうから、相方さんと一緒にそば屋に入る。思い起こせば、大晦日にそば屋に入ったことってなかったなあと思いつつ、いつもの立ち食いそば屋ではまずない天せいろそばを食らう。
解雇された派遣社員たちが炊き出しに並ぶような昨今に、普段よりいいものを食べれることに幸運を感じながら、しばしそば屋でたたずむ。
来年もいい年でありますように。