音楽

日比谷野外音楽堂で『ザンジバルナイト』なる、ジャンルがかなりごっちゃな感じの出演者で構成されたライブイベントに参加してまいりました。前日の怒髪天のライブではみぞれが降ったらしいが、当日は晴れ。
ワインのボトルを持ち込んで飲んでいる人がいたり、昼間から酔いつぶれている人がいたり、酒好きな私には非常によい環境で、ライブを見ることができてよい経験となりました。

今回、これに参加した目的は、向井秀徳アコースティック&エレクトリックを見るため。
エレキギターエフェクターでギラギラ&轟音を聴かせるライブもいいけども、陽気の中で酒飲みつつ見るシチュエーションでアコースティックギター一本でやってくれたのは嬉しかった。
変態的な歌詞を歌うのに、すごくいい音を出してました、向井秀徳アコースティック&エレクトリック。ZAZEN BOYSとは違い、抑え気味の歌い手であることを意識してるようなボーカルスタイルもまたよし。
しばらく見ないうちに相当進化したのでは?
セットリストは『Crazy Days,Crazy Feeling』『Delayed Brain』『The Day Of NEKOMACHI』『Water Front』そしてユーミンの『守ってあげたい』の五曲だけでしたが、向井秀徳アコースティック&エレクトリックの魅力を再確認できました。

他に出ていた人たちの感想を羅列。
曽我部恵一バンド…言葉がはっきり伝わってきたのがいい。私もキラキラして生きていこうと誓った。
SCANDAL…みずみずしい(笑)それだけでいい。普段見慣れない造形の女子たちを見れてよかった。
スチャダラパーとTOKYO No.1SOUL SET…多分初めて生で見るヒップホップのライブ。DJってかっこいいなぁとちょっとした価値観の変化を与えてくれた。機会があればライブ見てみたい。
東京ムードパンク…リリーフランキーの喋りとボーカルの音量の差に驚く。かっこいいなぁ。
みうらじゅん…ゲスト山田五郎はかなり豪華。みうらじゅんが歌っているのを聞いたら、昔、J-WAVEでやってた番組『TR2』のことを少し思い出した。『下ネタなんでだろう』をまた聞きたくなった。

そのほか、サンボマスターYO-KINGSAKEROCK猫ひろしウクレレえいじなどが見れて、お得感溢れるイベントでしたが、日比谷野音の会場使用時間の都合からか、各々の演奏時間が短かったのがちょっと残念。あっさりしたライブを見せるミュージシャンもいたので、ちょっと心にモヤモヤしたものが残るイベントでもありました。